そうだ!自転車持って飛行機に乗ろう

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レースでも、サイクリングイベントでも、飛行機移動で楽しさが広がる

ホビーレーサーに絶大な人気を誇るツール・ド・沖縄や、日本からの参加者が非常に多いホノルルセンチュリーライドなど、飛行機移動を伴うサイクリングイベントは枚挙に暇がないですね。

最近はグアムや台湾など、南の島のサイクリングイベントが増えましたが、南の島でのサイクリングは普段味わえない感動を味わえることでしょう。

しかし、興味が有っても、自転車を持って飛行機に乗ること不安もあり、なかなか一歩踏み出せないサイクリストも多いのではないでしょうか。

そこで今回は自転車を持って飛行機に乗る、または自転車を送って飛行機移動するための初歩的な知識、その中でも自転車を飛行機持込み用にパッキングする方法についてお話をしたいと思います。

布製輪行バックはやめよう

自転車を持っての移動と言えば、やはり布製輪行バックに自転車を入れて電車に乗ることを思い浮かべる人が多いと思う。

しかし、肌身離さず自分で持ち運ぶ電車移動ならともかく、飛行機に自転車を載せるのであれば、布製輪行バックは避けた方が良い。

何故なら、飛行機で「お預け荷物」として自転車を運ぶ際は免責の誓約書を書かされて、破損が有っても航空会社が責任を負わないことが多い。しかも、荷物の搬入作業はけっこう手荒で、高価な自転車でも放り投げられることがある(※筆者は海外の空港で自分の自転車が投げられているのを目撃したことが有る)。だから、ことが起ってからでは遅いので、頑丈なバックに入れてしっかり保護して運ぶことを強くお勧めする。

専用ケースはソフトタイプとハードタイプがある

自転車を飛行機に入れる際に主に使うのは飛行機専用のしっかりした作りのバイクケースになるのですが、ハードタイプとソフトタイプの2種類があり、それぞれに長所と短所があります。

購入の際はそれぞれの特性を考慮して選びましょう。

■ソフトタイプ⇒

長所:軽量、使っていない時はコンパクトに畳んで保管できる。

長所:ハードタイプに比べて価格が安い。

短所:ハードタイプに比べて衝撃に弱い。

恐らく多くの方はシーコンやオーストリッチのソフトタイプのバイクケースを使用しているのではないでしょうか。価格も手ごろで、使っていない時に仕舞い易いのでとても使い勝手が良いですね。

■ハードタイプ⇒

長所:衝撃に強く、バイクをしっかり守る。

短所:重く、使っていない時も畳めず邪魔になる。

短所:ソフトタイプよりも高価

ハードタイプは短所ばかりが目立ってしまう感じがしますが、とにかく大きくて重いので、なかなかこちらを使用できる人は少ないのではないでしょうか。特に重量が重いと言うのは単に運ぶのが大変と言うだけではなく、飛行機に預ける際のオーバーチャージを招きかねないので、その点も注意が必要です。ただ、大切な自転車をしっかり守ると言う点ではソフトタイプと比べものにならないパフォーマンスを発揮します。

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実用性から考えると、ソフトタイプのバイクケースがおすすめ。

なにげに使える段ボールでの梱包

先に専用ケースの話をしましたが、筆者が飛行機に乗る時はいつも段ボールに入れて運んでいます。

■段ボール箱⇒

長所:安価に手に入る。使い終わったらすぐに捨てられて保管コストがかからない。

長所:ハードケースのようにしっかり自転車を守る上に軽量

短所:持ちにくい。雨に弱い。

段ボールは何と言っても、顔馴染みの自転車屋さんからただで入手可能なうえに、すぐに捨てられるので、要らない時は保管スペースが要らないと言うのが有り難いです。また、ハードケースのようにしっかり自転車を守る上に、軽量なのでオーバーチャージも避けられます。ただ、きれいに梱包するにはそれなりにコツがいるうえ、とにかく持ちにくいので、手に持っての移動には苦戦します。筆者は段ボール輪行で首都圏在来線に乗った際の乗り換えがレースより疲れた記憶があります。

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段ボールでの輪行は梱包に少々コツが要る

空港までの移動手段について

自転車を飛行機に入れる際の方法についていくつか簡単にご紹介しましたが、空港まで同移動するか、空港からどう移動するかなど幾つかご紹介をさせて頂きたいと思います。

まずは、自転車を持って空港まで移動する手段ですが、一番簡単なのは恐らく空港までクルマで行ってしまうことでしょう。ただ、空港の駐車料金は高いので、公共交通機関での移動も活用したい所。

その場合、電車であれば基本的には自転車の持ち込みが可能なので、一番手っ取り早いでしょう。

乗り換えなく、空港まで一気に迎えるリムジンバスは非常に楽なのですが、自転車の持ち込みが出来ないものも多いので、必ず事前に自転車を持ち込めるか確認しましょう。

ちなみに、海外のイベントなどで直接現地まで自転車を遅れないものの、少しでも空港まで荷物を持たずに楽に移動したいのであれば、空港内にあるヤマト運輸など宅配会社のカウンター宛てに荷物を送ってしまうと言う方法があります。

「〇〇空港営業所止め」として送ると、当日空港で受け取ることが出来ます。

意外と経済的で楽ちんなLCC+宅配便と言う裏ワザ

飛行機代を少しでも節約するためにLCCを活用している方も多いのではないでしょうか。国内であれば片道数千円のチケットもあり、非常に経済的です。

しかし、LCCの場合、大手航空会社と違い、飛行機内に「お預け荷物」として自転車を持ち込んだ際、数千円の料金が発生してしまいます。これではせっかくLCCで節約したのに、逆に高くついてしまいます。

そこでおすすめしたいのがLCC+宅配便と言う裏ワザです。たいていの場合、ヤマト運輸の「ヤマト便」などで自転車を送った方が、LCCの持ち込み料金より安いことが多いのです。送り先は宿泊ホテルでも良いし、日帰りであれば宅配会社の空港カウンター宛てでも良い。その上、自宅から空港までの移動が手ぶらになるので、お得でらくちんなのです。LCCでの遠征を検討する際にはぜひこの方法を使ってみて下さい。

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ヤマト運輸で自転車を運ぶ際には大型荷物の「ヤマト便」を使いましょう。LCCの自転車持ち込み料金よりも安上がりなことがあります。

大型イベントには便利な自転車専用便がある

最近はレース会場やイベント会場に自転車を送る人が増えているので、様々なサービスが生まれております。

例えば、西濃運輸が手掛ける「カンガルー自転車イベント便」は自宅からレース会場まで自転車を運搬してくれるサービス。往復分をサポートしているので、帰りも会場で荷造りをして預けてしまえば、飛行機でも電車でも手ぶらで移動することが出来ます。また、専用ケースのレンタルも行っているので、まさに至れり尽くせりなサービスです。

そして、さらに上を行くのがトライアスロン大会などで見かける「バイポタ」と言うサービス。

こちらも会場までの自転車運搬サービスなのですが、なんと、自転車をケースに入れず、そのまま運搬してしまうのです。自転車をケースに入れす作業は手間も時間もかかる作業でしたが、これをそのまま運んでしまうと言うのはまさに画期的なサービスです。

如何でしょうか。荷物も大きく、ハードルが高そうな飛行機移動での遠征。このような便利なアイテムやサービスを駆使してぜひ一度トライしてみて下さい。

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まだまだ使える大会は少ないですが、自転車をそのまま運べる「バイポタ」はとても便利なサービス。

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