自転車に乗る際に冬の寒さで痛い想いをしないために・つま先編

267_0

冬の厳しさが日に日に増す今日このごろ、この記事をお読み頂いている皆さんにも、寒さを痛みに変えないために、前回手のひらの防寒についてお話ししましたが、今回は手のひらと同じくらい寒さが痛いつま先についてのお話です。

特に筆者の場合は、毎年手のひら以上につま先の防寒には苦労しており、12月からはずっとつま先のしもやけに悩まされております。

このしもやけ、暖かい時はかゆくて、寒くなると痛いんです。筆者の場合は氷点下5℃の環境で自転車通勤をしているので致し方ないのかも知れませんが、皆さんもそうならないために、今日のお話を参考にして頂ければと思います。

 

厚手のシューズカバー+薄型カイロ

まずつま先の防寒と言えば、基本は極寒用の厚手のシューズカバーですね。極寒用のグローブ同様、ウィンドストッパーやウィンドテックスなどの防風性の高い先端素材を使い、裏地は起毛した暖かいタイプのシューズカバーは基本中の基本ですね。

これだけでもかなりも防寒になるのですが、気温零度付近になってくると、厚手のシューズカバー1枚では寒い(もしくは痛い)でしょう。

そこで、昔から冬も走るレーサーの中で行われていた対策はシューズの中で薄型の使い捨てカイロを入れると言う方法。これは手っ取り早くシューズ内を温められる方法として昔から行われています。ただ、シューズ内のフィット感が悪くなることと、あまり気温が低くない時にこれをやると低温やけどを起こす危険性があるので注意が必要な点など、デメリットもあります。しかし、末端冷え性で痛い想いをしたくない方には有効な手段の1つです。

 

一歩先を行くヒーター付きシューズカバー

厚手シューズカバー+カイロよりさらに優れた方法としてご紹介したいのがパールイズミから販売されているヒーター付きのシューズカバーです。温度設定が返られる上、バッテリーは充電して繰り返し使えます。普通のシューズカバーより値段は高価ですが、その快適性を考えると、快適性をお金で買うと考えれば安い買い物だと筆者は思います。

ただ、このヒーター付きシューズカバーも完璧なアイテムでは有りません。足の甲の部分にヒーターが装着され、この部分は暖かいのですが、ヒーターが付いていない足裏部分はどうしても寒いです。さすがに足裏はクリートなどがあり、ここにヒーターを付けると言うのは技術的に難しいのでしょう。

とは言え、現在販売されているシューズカバーの中では、このヒーター付きシューズカバーは他の製品の1歩も2歩も先を行くアイテムです。

267_1

ヒーターシューズカバーは通常のシューズカバーにバッテリーとヒーター部を取り付けられる構造になっている。

 

靴の中身はウィンターソックス+温感クリーム

ヒーター付きシューズカバーはかなり温かいのですが、それでも氷点下など厳しい環境で走るサイクリストには、さらなる防寒対策が必要でしょう。

そこで最後の手段としてお試し頂きたいのが、ウィンターシューズカバーと温感クリームです。正直なところ、高性能なシューズカバーを使うのと比べると、目に見える違いは感じ辛いかも知れません。やってもあまり差が無いのです。

しかし、本当に寒くて痛い時に、その痛さを少しでも和らげるためには試してみたい方法ですね(※そこまで厳しい環境で走るサイクリストは少ないかも知れませんが)。

ちなみに、ウィンターソックスは近年各メーカーから発売され、ラインナップが増えています。夏は「クールマックス」と言うクール素材を使ったソックスを履いているのですから、そこから温かめの素材のソックスに替えると言うのは微差とは言え、有効な手段です。

そして、ダメ押し的に試して頂きたいのが温感クリームです。最近ドラックストアの冬用品コーナーにも置いてありますが、唐辛子を主成分とした、肌に塗るとほんのり暖かくなるクリームです。ただ、血流が悪い状態だと効果が少ないと言う弱点があり、冷えてしまったつま先では本来の性能を充分に発揮出来ないこともあります。それでもつま先を油分でコートするだけでも防寒効果は少なからずあるので、「少しでも温かく」と言う方にはお試し頂きたいダメ押しの一手です。

267_2

パーツイズミのウィンターソックス。通常のソックスはクールマックスと言う冷汗素材作るが、ウィンターソックスはサーモキャッチと言う温かい素材で作っている。

寒くて痛い冬でも、ここまでやればある程度快適にサイクリングを楽しめることでしょう。「寒いから自転車に乗る気がしない」と言う方はぜひ試してみて下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る