猛暑のサイクリングを乗り切る最強真夏対策

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本来は運動してはいけないほどの猛暑。とにかく細心の注意を

今年も連日暑い日が続いておりとてつもない猛暑になっています。

連日テレビでは天気予報の際に「なるべく外での運動は控えましょう」と言っていますが、そんな中で自転車に乗ると言うことは、運動をしていて普通の人よりは丈夫な身体であっても、それなりのリスクを伴うことをよく理解し、万全の準備と細心の注意は忘れないようにしましょう。

そこで今回からはサイクリストとして猛暑を乗り切るための対策や心構え、便利なグッズなどについてお話をしていきたいと思います。

水をかぶることの効果

テレビなどで自転車レースやトライアスロンのレースを見ていると、選手が頭から水をかぶっていることがあります。

あれ、もの凄く効果があるんです

人間の身体は汗をかくことで身体を冷却しようとしているのですが、汗と比べると水の方が温度が低い上に、頭や背中などオーバーヒートしている部分を集中して冷却できるので、汗より水をかぶることの方がはるかに身体を冷却し、体力を回復させることができるのです。

 

とは言え、レース中ならまだしも、練習中に走りながら水をかぶるのは、自転車や靴まで濡らしてしまううえに、大切なボトルの中身を減らしてしまうので、なかなか難しいですね。

そこでおすすめしたいのが、公園の水道で水をかぶることです。

なぜ公園限定かと言うと、コンビニ休憩の時に水をかぶると、辺りを水浸しにして、お店にご迷惑をかけてしまうからです。

外にある公園の水道なら、下に水が垂れることに気を遣う必要もないので、ぜひ思い切ってヘルメットを取って頭から水をかぶってしまいましょう。

とても気持ちが良いですよ。また、オーバーヒート気味の身体をしっかり冷やせるので、短時間で体力が回復するうえ、適切なタイミングで身体を冷やしてやることで根抽象の予防にも繋がります。

飲むにも、かぶるにも便利は公園の水道。コースの中に入れると安心して走れる。

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誰でも思いつくような単純なことですが、こう言うことをしっかりやることが炎天下のサイクリングを楽しむコツなのです。

熱い所を走らない

これもとてもシンプルな話ですね。では、どう言う風にすれば暑いところを入らないで済むのでしょうか。

夏に一番熱いのはアスファルトの照り返しです。アスファルトを避けるために一番手っ取り早いのは、とにかく都会を離れて走ることが良いでしょう。もし、都会で走るなら、少しでも水の有る所。木陰や緑のある所が良いでしょう。河原のサイクリングロードや大きな公園のサイクリングロードなら幾分か快適に走れるでしょう。

 

とは言え、どこを走っても熱いこの季節もうワンランク上の涼しさを求めるなら、山間部を走りましょう。

アスファルトの照り返しと違い、山林を吹き抜ける風はけっこう涼しいです。また標高が100m上がれば気温が0.6℃下がるので、標高数百メートルの山間部なら30℃を以下の快適な環境でサイクリングを楽しむことができます。

そこまでは遠いと言う方は郊外にある田園地帯もおすすめです。山ほど涼しくありませんが、水田に囲まれて照り返しが少なく、先ほど挙げた河原のサイクリングロードや公園くらいの涼しさを得ることができます。

ちなみに、夏場に走っていて一番涼しいと感じるのはズバリ「トンネル」なのですが、危険度もそれなりに高いのでトンネルの中だけをグルグル回るような走り方はやめておいた方が賢明です。

 

今回ご紹介した話はどれもシンプルな内容ですが、暑いと諦めず、こう言った工夫をすることで、少しでも快適に走れるだけではなく、安全にサイクリングを楽しむことができるので、ぜひ実施してみて下さい。

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河原のサイクリングロードなどは風が涼しく走りやすい。アスファルトの多い所を走るより、こう言うコースを選びたい。

【猛暑を乗り切る最強真夏対策Ⅱ】

猛暑を乗り切る最強真夏対策第2弾、今回はアイテム編です。持っていると助かるアイテムを2つご紹介します。

実用性抜群!最強保冷ボトルをGETせよ。

以前にもお話ししましたが、この時期のサイクリングには保冷ボトルはマストアイテムです。とは言え、一口に保冷ボトルと言っても性能はバラバラ。

そこで今現在、最強と言っても良いエリート社の「NONOGELITE(ナノゲルボトル)」をご紹介します。

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通常の保冷ボトルはフィルム使用した二重構造であるのに対し、こちらのボトルはその名の通りナノゲルと言う素材で保温する構造。フィルム式より高い保温性能(カタログによればフィルム式の2倍とのこと)を持っています。

実は同社ではステンレス製の真空断熱構造のボトルも販売されており、ナノゲルより3倍高い保温性能を持っているようですが、このタイプはどうしても重量が重い上に、手で押しても変形しないので、どうしても飲み難いと言う難点があります。

そんな意味でもナノゲルボトルは実用性も兼ね備えた最強ボトルと最近高い評価を受けています。

 

実際に筆者も使って見たのですが、確かにフィルム式よりはるかに高い保温性能を持っており、中に入れた氷が全然溶けません。

筆者の使い方としては1本は普通のボトル、もう1本をナノゲルと言う具合で装備して走り、途中でノーマルボトルの温くなった水をナノゲルボトルに移し、いつでもナノゲルボトルからキンキンに冷えた氷水を飲めるようにすると言うのが最高の使い方でした。

つまり、単なるボトルと言うより、「いつでも冷たいものを飲めるように氷を持ち歩くためのボトル」そんなイメージで使うと、このボトルの性能を有効活用して快適なサイクリングが楽しめるだろうと思います。

さらに普通のボトルと同じようなフレキシブル構造なので、飲むときはちゃんと手で押して水を絞り出すことが出来てとても飲み易いです。

 

唯一の難点としては、保温性が高いので、ボトルごと冷凍庫に入れて凍らせようとするととても時間がかかることでしょうか。その場合、製氷皿で作って氷を入れて少し水を足してやることでボトルを丸々凍らせることが出来ます。

 

オーバーヒート気味の時に冷たい飲み物を飲むことは運動能力の低下防止や熱中症予防の観点からも有効なので、ぜひナノゲルボトルを試してみて下さい。

ナノゲルボトルはステンレス製と違いドリンクを押し出して飲めるので飲み易い。

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外で水を汲んでも、スポーツドリンクを飲みたいと言う人におすすめのアイテム

炎天下でのサイクリングは本当に多くの水分を消費します。時には1時間で1リットル近い水を飲むことも。当然、そうなると家から持って来た水だけでは足らなくなり、途中の水道で水を汲んだりすることになるのですが、やっぱり「運動中はスポーツドリンクを飲みたい」と言う人も多いのではないでしょうか。

 

そんな方におすすめしたいのが自転車通販サイトwiggleのオリジナル商品「ハイドレーションタブレット」です。

簡単に言うとスポーツドリンクの粉がラムネのようなタブレット上になったものなのですが、持ち運ぶにはとても便利。日本で販売されているスポーツドリンクの粉はパウダー状が多く、溶けやすいのですが、持ち運びには不向きでした。しかも、1袋で1リットル分なので、500mlのボトル1本を作ると半分余ってしまう。そんなジレンマがありました。

そんな時、このハイドレーションタブレットなら、ポケットに入れて気軽に持ち運べる上に、1粒で500mLずつ作れるので、ボトル1本分のスポーツドリンクを作る時にも便利。もちろん、電解質や汗で失ったナトリウムなどを補えるので、熱中症対策にも有効。

こう言う便利グッズをこまめに使いこなすことで夏のサイクリングは快適になりますね。

 

なかなか日本では販売していないが、こう言ったタブレットタイプのスポーツドリンクは出先でドリンクを作るのにとても便利。

【猛暑を乗り切る最強真夏対策Ⅲ】

猛暑を乗り切る最強真夏対策第3弾、この章ではボディケアについてご紹介します。

どうしても夏のサイクリングは身体へのダメージは大きいので、しっかりボディケアをして熱中症などの障害を予防しましょう。

常識になりつつある日焼け対策

 

一昔前までは、日焼け対策と言えば、女性など美白に拘る方のものでしたが、直射日光にさらされるサイクリングにおいては、美白に拘らない方も最近は日焼け対策をする方が増えました。日焼け対策のメリットとしては、肌荒れの防止や疲労防止が挙げられるでしょう。特に日焼けと言うのはかなり体力を奪われるので、疲労防止と言う観点からも日焼け対策は必要なのです。

 

ではどんな方法で日焼け対策をするか。真っ先に思いつくのはやはり日焼け止めですね。最近の日焼け止めはウォータープルーフなので汗でも流れにくく、長く効果が持続します。筆者の場合、首や顔など日焼けに弱い部分には日焼け止めを塗っています。それでも日焼けをするのですが、塗っているとかゆみや肌荒れなど肌のトラブルを防ぐことが出来ます。

 

さらに美白を追求する人。特に女性のサイクリストは夏用のアームカバーやレッグカバーを装着して走っている方もいらっしゃいます。これは日焼け止めより格段に効果が高く、焼きたくない方にはおすすめです。

しかし、注意点としては、いくら夏用とは言え、アームカバーなどを付けるとどうしても体温が上昇してしまい、熱中症を誘発してしまうことです。熱中症も日焼けもどちらも避けたいものですが、命を守ると言う意味ではどちらが優先順位が高いかを考え、暑い時は美白を犠牲にしても、命を守る判断が必要ですね。

肌のトラブル防止や、疲労予防の観点からも日焼け止めは使うメリットがある。

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サイクリング後のボディケアは水浴びと水分補給

どんなに気を付けても炎天下でもサイクリングは身体へのダメージは甚大です。

サイクリング後はボディケアをしっかり行い、このダメージからの回復を促進しましょう。とは言っても、やるべきことは走っている時と同じで、身体を冷やすことと、水分を補給することがもっとも重要。

 

水浴びについては、サイクリング後のシャワーで対応。シャワーを浴びる時の最初と最後をお湯では無く水をかけることで身体を冷やしましょう。水をそのままかぶるのが苦手な人はぬるま湯でもOK。

さらに冷やすなら、水風呂も有効。これも完全な水風呂が苦手であれば、お湯を混ぜたぬるま湯でOK。数分入っていると、身体の奥にこもった熱が放出されているのが分かります。

 

一方の水分補給。サイクリング中と同じように水分を補給すれば良い訳ですが、注意点としては、一気にがぶ飲みしないこと。特にサイクリング後は食事をすることが多いので、食事と同時に大量の水分を摂取して、内臓に負担をかけないように、ある程度ペース配分をして水分を摂取しましょう。また、運動後のアルコールはとても美味しいものですが、アルコールと言うのは利尿作用があるので、水分補給としては不完全。アルコールと別に水分補給のためのドリンクをしっかり摂取しましょう。

水分補給のポイントは夏バテ対策のポイントと似ていますが、大量の水分を消費するサイクリングをする以上は意識して良好な方法で水分を補給するように注意しましょう。

オーバーヒートした身体を冷やすには水風呂が一番

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夏の食事は夏野菜の摂取が重要

最後に簡単に夏バテ対策のための食事について触れておきます。細かい品目、夏バテ対策に有効な栄養素などの話はここでは割愛しますが、重要なことは肉と野菜をバランスよく食べること。

これは1年中言えることなのですが、食欲が落ちる夏場は麺類など偏った食事になることが多く、肉と野菜をバランスよく摂取することを特に意識すべきだと思います。特に野菜に関しては夏野菜を食べましょう。

夏バテ対策に有効な食材を調べてみるとトマト、とうもろこし、枝豆など、夏野菜が多いことに気付きます。結局のところ、旬のものはその時期が一番栄養価が高い上に、夏に摂れるものは夏に有効な栄養素をふんだんに含んでいると言う自然の摂理の表れですね。

先に書いた水分補給と食事は密接な関係があるので、どちらも意識し、しっかりボディケアを行い夏を乗り切りましょう。

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夏バテには夏野菜。結局、旬のものが一番身体に良いのです

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